第4回 挿絵の魔力

(1)  子供の本には挿絵が欠かせない。  かつて本というものに触れ始めた時は、本というのは「絵があるもの」で、絵を見るために本を開いていた。絵のない本など、その存在が理解できなかったものだ。  小学校に上がるまでは、絵 … 続きを読む 第4回 挿絵の魔力